嫌われていたお見合い

2016.02.25

相手に頭を下げる

かつて男女の出会いと言えば、両親が決めた「家」のためのお見合いが一般的でした。日本の伝統的な形と思われがちですが、江戸時代までは決してそうではありませんでした。お見合いが一般的になったのは、文明開化以後戦後少しあとまでのほんの少しの間にすぎません。

数十年前までは、お見合いは非常に敬遠される出会いの形の一つでした。親から相手を押し付けられて、本当に好きな人がいたとしても結婚に至ることができない。まさに理不尽の代名詞のように使われていたのです。

しかし、実際にお見合いで結婚に至った夫婦を見ていますと、必ずしも不幸とは限らないということが分かってきます。きっかけは何だったにせよ、お互い好きになって幸せな人生を送っている方も珍しくはありません。押し付けられたと感じてしまうと、人は反発を覚えてしまうものです。中学生や高校生などの反抗期に近いものがあるのかもしれません。

現在では、押し付けるような形のお見合いはほとんど聞かなくなってきています。自由な恋愛を謳歌することができる時代です。しかし、自由すぎたらそれはそれで困ってしまうものです。相手が見つからない、そのような深刻な悩みを抱くようになってきているのです。

実に皮肉なことではありますが、現在ではお見合いは嫌われるどころか、貴重な巡り合いの場として重宝されるようになってきています。お見合いと表現することはなくても、友人などに相手を紹介してもらうケースも多くなってきています。

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