遠距離恋愛のエピソード

2015.7.21

水田

さて、そんな素敵な夫婦が営む喫茶店には、色々な人がやって来ます。私のように、遠方から来た人はそう多くなく、地元の人に愛され、常連客が多いお店です。

その常連客の中に、若い青年のグループがいました。皆、近くの畑で働いています。実家が農業を営んでおり、それぞれ後を継ぐつもりだと言うのですが、農業を含めた第一次産業は、お嫁さん不足に悩まされているとも聞きます。実際、なかなか出会いがなく、彼女が出来ないと愚痴っている青年もいました。

ですが、その青年グループのうちの一人は、もうすぐ結婚すると言うのです。聞いてみると、出会いは彼が友人に会いに東京に行った時、友人を介して紹介してもらった女性だそうです。東京と田舎とで、ずっと遠距離恋愛を続けていたそうです。彼女は東京のOLさんで土日が休みですが、農業をやっている彼には定期的な休みはありません。真冬で雪が積もる時期は長い休みになりますが、それ以外はなかなか会えず、インターネットを通じたチャットやメール、電話などで愛を育んで来たそうです。

彼がプロポーズする時は、農業ということで、都会の女性は嫌がるのではないかと言う不安もあったそうですが、そんな心配もなんのその。愛の力が勝ち、彼女はすぐにYESと答えたそうです。慣れない田舎暮らしで彼女が大変ではないかと彼は心配していますが、喫茶店のご夫婦曰く、今はインターネットで何でも買い物が出来るし、不便なことは何もないそうです。確かに喫茶店のマスター夫婦を見ていると、いつも笑顔が溢れており、幸せそうです。

きっかけは友達の紹介から。都会と田舎での遠距離恋愛を経て、あの若者もきっと幸せになることでしょう。

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