非常識な王子様

2015.5.21

ピンセットで髭抜き

言葉は、ときに人を喜ばせも傷つけもします。同様に些細な行動もまた、人の感情に大きく影響を与えるものです。自分は普通だと思っている事が、相手にとっては耐えられないことだった。せっかく出会いに巡り会えても、それでは何にもなりません。そうならないために、自分の言動は客観的に見ておく必要があるでしょう。1つ具体的な例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

■耐えられなかった言動
去年まで付き合っていた彼は、背も高く手足もスラッとした王子様系のすごくカッコイイ彼でした。わたしが出会いの場で一目惚れをして付き合うことになったのですが、付き合っていくうちに「アレ?」という変なところがちょいちょい目に付き、耐えられなくなって結局別れてしまいました。

たとえばご飯を作っても、絶対に「おいしい」とは言ってくれません。あるいは「彼の部屋に遊びに行った時に、ソファにカバンを置いたら「汚いからやめて」と怒られてしまったり。普段は温厚でおとなしい人だったのですが、細かい部分で少し神経質なところが、わたしには耐えられませんでした。

中でも一番耐えられなかったのが、彼の家に泊まりに行った時にHを終えてわたしがベッドでまったりしていると、すぐに立ち上がり服を着てソファの方に行ってしまったことでした。そして、「パチ!プチン!」という不思議な音がしだしたのです。「何をしてるのかな」と思って見てみると、鏡を見ながらピンセットで一本ずつ顔のヒゲを抜いていたのです。「何してるの?」と聞いてみても「いや・・・、ちょっと。」と言うだけです。「それ今やらなきゃいけないことなの?」と少し怒り気味で聞いてみても何もしゃべらず、ひたすらにプチプチと顔の全てのヒゲをピンセットで抜き続けるのです。

確かに彼はあまりヒゲが生えないタイプだった為、「剃るには少なすぎるのかな?」とも思いましたが、それ以上に一番ゾッとしてしまったのは、その抜いたヒゲを広げたティッシュの上に一本一本キレイに並べていた事です。これをなんと1時間半近く、ひたすら無言で続けていました。しかもHをしたすぐ後に始められた事に、何か病的な気持ち悪さを感じてしまい「もう無理!」と、その場で別れを決意しました。

別れを切り出した時に、「何が原因なの?」と向こうが普通に聞いてきたのにも驚きました。おそらく彼の中ではご飯をつくっても「おいしい」と言わないことも、彼女のカバンを「汚い」と言うことも、Hの後に無言でヒゲを抜き続けることも、何も問題がない「普通の出来事」だったのだなと、少しかわいそうにも思えました。どんなに見た目がかっこよくても、こういう「非常識」さがある人は付き合いきれないんだなと、いい勉強になりました。

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