お嬢様のお遊び

2015.5.14

たくさんの食べ残し

出会いたてでは気づかなかったものの、付合いを重ねると「え!?」という気付きがあることも。金銭感覚などが違う相手と付き合ったことは、ないでしょうか。ここでは、まさに常識をくつがえすような金銭感覚を持った女性と付き合った、例をご紹介しましょう。

■お金持ちはやはり違う
大学生の時に、同じゼミだった超高級住宅街に住む、貿易会社の娘と、奇跡的に付き合えた事があったのですが、その時の彼女のお金の使い方と金銭感覚が、やはり庶民の常識からはハズれていた事をお話したいと思います。

彼女はどちらかというと、遊んでいる系のお嬢様で、お金持ち独特の余裕と明るさと人なつっこさがあり、友達もたくさんいて、よくクラブやパーティーで派手に遊んでいました。まず彼女は、基本的に電車を使いません。学校にも毎日タクシーか、親の会社の社員が車で送っていました。当然、私とのデートの時も、さっそうとタクシーで現れ、たとえば、映画館から予約したレストランへ、一駅分くらい歩かなければいけない場合も、迷わずタクシーに乗ります。しかもその代金は全て払ってくれる気前の良さでした。レストランに入っても、「せっかくだから~」と言って高いワインを迷わず注文します。さすがに、食事代くらいはこちらが払わなければいけないと、ヒヤヒヤしていると、そんな表情を察してくれたのか「ダイジョブだよ、カードあるから~!」と食事代もカードで払ってくれ、およそ庶民的な大学生が味わえないようなワインを飲ませてくれました。

しかし彼女は、そんなちゃんとしたレストランよりも、新橋や新宿の高架下にあるような、小汚い焼き鳥屋や居酒屋が大のお気に入りでした。「安い!安い!」とキャイキャイはしゃぎながら「じゃあ焼き鳥全種類!」と豪快に注文をし、半分以上料理が残っていても「じゃあ次行こう!次!」と、いっぱい注文するけど、ちょっとだけしか食べず次の店へ、を何度も繰り返し、一晩で10軒ちかく同じような店をハシゴするのです。しかもこの時も「わたしがいっぱい頼んじゃったから~」といって毎回お金を払ってくれていました。

そんな彼女に私は「なんで君は僕と付き合ってくれたの?」と聞いてみると、「お金のニオイがしないから~」と答えてくれました。単に私が「貧乏臭い」という意味だったのか、「自分とは違うものを持っているから」という意味だったのか、今となってはわかりませんが、この3ヵ月後、彼女は何の前触れもなく、しかし明るく私に「まだ好きだけど別れよぉ~!」と言ってきました。あえて理由は聞きませんでしたが、お金持ちは何もかもスケールが大きく、なかなか理解しがたいものだと思いました。「お嬢様のお遊びに付き合わされた」、という感じでしたが、不思議と憎めないのは、やはりスケールが大きいからでしょうか。

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