現代の結婚観

2015.4.10

結婚指輪

一昔前は皆婚時代と言われ、結婚して子供を産み育てるのが当たり前でした。結婚して家族を養って一人前、結婚できない人、特に男性には何か異常や問題があると、世間からは思われていました。ただ結婚相手を探す出会いはお見合い結婚が一般的で、結婚相手を世話してくれる人がいたので、恋愛経験がなくても結婚することはできた時代でした。今では恋愛経験がないと、結婚すること自体が難しくなることも珍しくありません。現在は特に都市部で結婚への周囲のプレッシャーは少なくなり、30歳を過ぎて独身でも世間体はほとんど気にならなくなっています。

電化製品等の進化や外食・流通業の発展によって、家事の時間や肉体的負担が激減し、男性にとっては、性風俗や自慰産業の発達によって性欲処理が簡単になったことで、結婚しなければならない切実な理由が昔に比べ減っていることもあります。ゲームや情報機器、メディアの発達によって、趣味・嗜好もより個人化・細分化し、マニアックに深化していていることも、結婚意識を妨げている要因とも言われています。さらに高度経済成長の終焉とバブル崩壊により、年功序列や終身雇用制度が当たり前ではなくなった結果、同じ会社で長く勤めていれば出世し、給料も上がっていくという家計のモデルが崩壊してしまいました。

男性・女性ともに正規雇用の割合が減り、非正規雇用が増加し、ワーキングプアなどのいわゆる二極化現象が進行しているのに対し、女性の上方婚志向が昔よりかえって強くなったため、結婚相手となるべき世代の男性の中で、彼女達の理想に叶う人の割合が少ないというミスマッチ状態となっています。

こういった結婚に対しての意識が、晩婚化および非婚化が勢いよく進行する原因になっているでしょう。不況が長引く中で、婚活をしながらも、自分より収入が相当高い相手と結婚することによって、現在より経済的に楽になることを求める女性の志向も、理解できないことではありません。

男女のホンネ教えちゃいます!結婚したい気持ちのホンネ > 現代の結婚観